当院の放射線科は、木曜日(小山 矩 医師)の非常勤医師と、月曜日、水曜日、金曜日の遠隔読影診断(岡山大学)、マンモグラフィーは乳腺専門医 宇田 憲司 医師と渡辺 直樹 医師による、読影診断を行っております。診療放射線技師は17名、24時間体制で検査に対応しております。
病院という特殊な環境のなかで、患者様の不安を払拭し、安心・安全な検査を遂行することで、地域医療に貢献できるよう、日々の職務に臨んでおります。
画像診断を必要とする全ての診療科の疾患。
CT(320列、16列)、MRI(1.5T)、DSA、X線一般撮影等、全ての検査への24時間対応を基本としています。なかでも、2016年2月に更新された320列CTは、1スキャン0.275秒の性能を誇り、心臓をはじめ、動きのある部位の検査に大きく貢献しています。
2017年2月に更新された3Dマンモグラフィ装置は、トモシンセンス撮影により乳腺内に隠れた病変を0.5mmでスライスされた再編成画像により抽出が可能となり乳がんの早期発見に役立ちます。一回の撮影時間は十数秒です。
当科での主な検査件数は年間約、CT(8167件)、MRI(2728件)、血管撮影(244件)、マンモグラフィー(2104件)、一般撮影(28986件)、胃透視(1762件)、腹部エコー(253件)、乳房エコー(112件)、甲状腺エコー(97件)、骨密度検査(1313件)、という状況です。
診療放射線技師は17名。検診マンモグラフィ撮影認定技師を含めた6名の女性技師が、マンモグラフィ検査を担当しています。その他にも、CT撮影認定、救急撮影認定、胃がん検診専門技師、AI撮影認定、第一種放射線取扱主任者、等のスペシャリストも診療に貢献しています。