なお、医師をはじめ医療従事者は、病院の方針や自らの良心に反する行為を求められた場合は、拒否することができます。患者様には、私たちと力を合わせ治療に専念していただき、そして1日も早いご回復を心よりお祈りいたします。ご理解とご協力をお願い致します。
所在地 | 〒723-8686 広島県三原市円一町2丁目5番1号 |
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許可病床数 | 323床 |
理事長 院長 | 藤原 恒太郎 |
職員数 | 590名(うち医師31名) |
診療科目 | 外科、内科、整形外科、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科、麻酔科、救急科、小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、形成外科、神経内科、心療内科、疼痛外来、乳腺外科、臨床検査科、人工透析内科、消化器科、病理診断科、リウマチ科、リハビリテーション科、高気圧酸素療法 |
設備概要 |
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病院施設認定 |
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当院は開設以来、患者様の立場に立った医療の実践と患者様へのサービスの向上を図りながら、地域のための医療を押しすすめてきました。特に救急医療には力を注ぎ、救急隊とも密な関係を構築し、三原・尾道地区のメディカルコントロール活動をリードする存在として活躍してきました。平成21年10月に新病院として生まれ変わり、災害に強い免震構造のしっかりした建物となりました。また災害拠点病院としても地域により貢献できるように屋上にはヘリポートを設置しました。
救急患者の受け入れとしては、365日24時間いつでも急患に対応できる体制をとり、年間1500件超(2018年1580件、2019年1529件、2020年1300件)の救急患者受け入れを行っており、そのうちおよそ2/3は時間外の受け入れとなっています。
ACLS(ICLS)の普及活動については、平成15年10月より講習会の開催を行い、インストラクターの養成に尾道・三原地区で主導的な役割を果たしています。
なお平成21年9月から法人名を「社会医療法人里仁会」と変更し、公益性をより重視し、地域の皆様から愛され信頼される医療サービスの充実を目指して努力しています。
診療部の特徴を列記しますが、詳しい情報については各科の紹介ページを閲覧してください。
医師全員が協力しあって、365日24時間いつでも急患の患者様に対応できる体制をとっています。夜勤帯においては外科系医師1名と内科系医師1名の計2名の医師が当直しており、それ以外にも各科の医師が状況に応じて適宜対応できるようにオンコールで待機しています。もちろん手術中などで全く対応不能のこともありますが、事務サイドでリアルタイムに現状を把握して、急患の患者様になるべく迷惑を掛けないように努めています。
2016年2月22日より最新の320列マルチスライスCTが導入されました。従来の64列マルチスライスCTに比べ、検査時間が飛躍的に速く、しかも身体の内部をより細かく検査できます。これにより、今まで血管造影装置で行われていた検査がこの最新鋭のCTで簡単に行えるようになり、各科の診断能力が向上しています。
2023年10月より常勤医師3名と非常勤医師3名での診療体制となっています。各々の症例にとって最も良い外科医療が提供できるように検討しながら、状況次第で他医療機関に紹介しています。
2023年10月時点で、常勤医師2名と非常勤医師5名が、工ビデンスに基づき、個々の患者様に最適と思われる治療方針を立てることを心がけています。
心臓血管センターを2006年1月より立ち上げ、循環器内科医師2名と循環器外科医師1名が診療を行っています。
指の切断症例に対する接着手術では、地域における救急医療に多大な貢献をしています。
尾三圏域における産科医療が縮小傾向にある中で、当院では分娩件数が年々増加しており、2014年度以降の年間分娩件数は400件以上となっています。
通常の歯科診療のほかに全身麻酔前のチェックや糖尿病教育入院時の歯周病チェックなども手がけて、医科との連携が良いのが特徴です。
当院の医師は岡山大学、愛媛大学など複数の大学から集まっていますが、各科の連携が非常に良いのが特徴です。月曜日から金曜日まで毎朝8時40分より合同カンファレンスを開催して、各科の医師が持ち回りで勉強会を行っています。
また当院には、毎年1~3名の初期研修医が来ており、各自研鑽を重ねて飛躍的に成長しています。当院ホームページの「研修医が当院を選んだ理由」や「先輩研修医の声」を閲覧していただければ、その内容がわかります。
当院の手術件数はグラフのように推移しており、2020年度は1349件、2021年度は1329件、2022年度は1286件でした。