論文掲載について4
2011年の日本脳卒中学会機関紙“脳卒中” 5月号に
ケアミックス型病院におけるくも膜下出血の診療経験
― 地域医療におけるケアミックス型病院を再考する ―
という題で、当院より投稿した論文が掲載されました。当院は急性期病棟だけでなく、回復期リハビリテーション病棟・療養病棟を備えるケアミックス型病院です。市内には脳卒中の急性期治療のあと、引き続きリハビリを行う回復期のリハビリテーション施設が少なく、今回我々はくも膜下出血の診療を通して地域医療におけるケアミックス型病院の重要性を再認識しましたので論文にまとめ、報告しました。
リハビリテーション施設が不足している状況下で急性期治療に特化して治療を行うことは患者様にとって十分な治療とはいえず、医療機関の機能分化が進む現在、医療スタッフが不足している地方ではケアミックス型病院という形態によって機能を集約化し治療を行うことはたいへん有用であると考えられました。
平成23年5月27日