論文掲載について14(混合型出血という高血圧性脳出血について)
医学雑誌の脳卒中のホームページに “ 被殻と視床にまたがった混合型出血の治療成績 -混合型出血という分類は不要なのか?-”という題で、当院より投稿した論文が早期公開されました。
高血圧性脳出血の分類の中に、被殻出血と視床出血がありますが、この被殻と視床両方にまたがった出血を混合型出血という場合があります。あまり知られていませんが、当院で経験した28例の混合型出血を検討してみたところ、神経症状が重篤な場合が多く、治療成績を検討する上で被殻出血や視床出血とは分けて検討する必要があると考えられましたので、論文にして報告いたしました。
この論文は、日本脳卒中学会ホームページ内のhttps://www.jstage.jst.go.jp/browse/jstroke/advpub/0/_contents/-char/ja/ でご覧になれます。
平成27年10月6日